カテゴリ:ときどき勉強会( 5 )

ホッブスのリヴァイアサンやアダム・スミスの国富論の翻訳で有名な水田洋さんという学者が名古屋にお住まいです。
岩波文庫の翻訳者をご覧いただければ、水田洋、という名前に出会うと思います。

水田さんは、ホッブスやスミスの研究では世界的に有名な方です。

お年は90を超えていますが、ますますお元気で、僕は10年近く前から個人的に親しくさせていただいていました(最初は、そんなにすごい人と思っておらず、気楽に「水田さーん」と声をかけていました)。

ご自宅にも伺ったことがありますが、本の多さに圧倒され、(もyはや図書館です)、知の巨人のすごさを肌で感じました。

2年ほど前には、僕が本当に気ままに時々開いている「ときどき勉強会」に来ていただきき、「アダム・スミスの誤解を解く」という題で話をしていただきました。

ますますお元気、とはいえ、お年もお年ですので、「ホッブスが言いたかったこと」「スミスが言いたかったこと」「水田洋が言いたいこと」という3連続講座でも開きたい、と思っています。
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学習会のご案内です。
タイトルは、被災地の今~岩手県大船渡市の市民課長(当時)をお招きして

日頃は大変お世話になっております。
皆様それぞれ、被災地に対する支援をされていることと思います。
名古屋第一法律事務所も、去年6月に2名(川口、中島)を現地に送るなどしてきました。
大船渡市市役所において、被災地の状況を詳しく教えてくださった、市民課長(当時)をお招きして、標記の学習懇談会を開催させていただくことにいたしました。
震災以前から川口弁護士と繋がりがあり、今回名古屋に来られる機会があったため、それに併せて話を聞かせていただくことになりました。
被災地の現状を共有するとともに、遅々として進まない被災地の復旧に対して、政府の政策の問題点を考えることはもちろん、私たち市民に、今の時点で何が求められ、何が出来るか、みなさんとともに考える機会としたいと思います。
是非、多くの皆さんにご参加いただきますようご案内申し上げます。
 【日時】  2月4日(土)午後1時半~3時半
 【場所】  名古屋第一法律事務所3階打ち合わせ室(G,H室)
名古屋市中区丸の内2-18-22
(地下鉄丸の内駅、エレベータを出てすぐ右のビル)
【参加費】 500円(カンパもお願いできればと思います)
 
主催 名古屋第一法律事務所 弁護士川口創 
問い合わせ 052-211-2236(担当事務局中島)
  
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8月21日(日)午後1時半より、名古屋市中区の女性会館(東別院駅徒歩3分)ホールにて、「原発と司法を問う」と題して、原発差し止め判決を書いた井戸謙一元裁判官の講演があります。

1時間半ほどお話しいただき(パワーポイントで、差し止め判決の解説など)、その後会場からの質問を私が集約しながら、井戸さんと私との対談を行います。

裁判をやるやらない関係なく、差し止め判決を学び、現在の原発差し止めに必要な知見を私たち市民もしっかり持って行く必要があると思います。

その意味で、判決を通してより精度の高い知見を身につける良い機会にし、原発に対する運動の力にしていきたいと思います。

なお、井戸は裁判官としての守秘義務があります。判決の説明、というレベル以上に、合議でどんな議論をしたのかとか、判決の行間を語るようなことは出来ません。ご了承ください。

井戸さんがこういった講演をするのは初めてのようです。貴重な機会ですので是非、ご参加ください。
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12月16日の水田洋先生を招いての、「アダム・スミスの誤解を解く」には、のべ25名ほどの方に参加いただき、とても充実した会となりました。

水田さんは、アダムスミスの「国富論」の翻訳もされた、日本学士院の大学者。

水田先生の話を聞いて、竹中平蔵さんがいかに、ちゃんとアダム・スミスを読んでいないか、うわべだけで都合良く解釈しているかがよく分かりました(本当に竹中さんは学者なのでしょうか?)

そもそも、アダム・スミスは、「自分の利益を追及することは素晴らしい」などと単純な話をしていないとのこと。
アダム・スミスの主要な著書は「国富論」ではなく、「道徳感情論」であり、自由な市場と言っても、そこでは「公正」が前提であると考えています。

そして、泥棒同士では公正な市場は成り立たないと言っているそうです。

その点、竹中さんは、自分で派遣を拡大しておいて、派遣会社の役員になっており、まさに、「泥棒」のようなものになりそうです。

また、アダムスミスは、中世の特権の打破を確かに訴え、確立した個人を念頭に置きました。しかし、自分の利益しか考えない個人を念頭に置いたわけではありません。

アダム・スミスが言ったことを前提にすれば、竹中さんこそが、打破されるべき特権ではないかと思われます。

水田さんの話は、とても広がりがあって大変勉強になりました。

講演録は録音していますので、正確な内容は追って書面化したいと思います。

これからも、ときどき、勉強会をしていきたいと思います。
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12月16日、下記の勉強会を開きます。アダムスミス研究の世界的大家、水田洋名大名誉教授を招いての贅沢な機会です。是非ご参加下さい。

■タイトル:「アダムスミスの誤解を解く」
■日時:12月16日午後6時開場、6時半スタート
■場所:名古屋第一法律事務所(名古屋市中区丸の内2-18-22三博ビル5階)
■主催:ときどき勉強会
■問い合わせ:名古屋第一法律事務所・川口まで(052-211-2236)
■参加費:資料代として500円
■申し込み不要
■8時半頃から懇親会。近くの居酒屋で。

○小泉政権下の竹中さんが主導した「市場原理主義」。今でもその流れは続いています。市場に任せればうまくいく、というときに使われるのが、アダムスミスの「神の見えざる手」。でも、かなり誤解されて使われているようです。
この機に、アダムスミスが本当はどんなことを言っていたのか、アダムスミス研究の世界的大家に直接聞いてしまおう、ということで、企画しました。
水田洋さんは、岩波文庫のアダム・スミスやホッブスの翻訳もされており、世界的な研究者です。御年91歳とは思えぬ頭脳と語り口調。
高校生に分かるくらいで、しかも1時間半くらいでアダムスミスの誤解を解いてやって下さい、とかなり無理なお願いをしていますが、きっと1時間半で誤解が解けることでしょう。

○僕自身も経済はよく分かりませんが、最低限の知識を、しかも最高級の方から伺うことで、「市場が全て」という主張にこれ以上騙されないようにしたいと思って企画しました。

○是非、お気軽にご参加下さい。たぶん、比較的少人数の、贅沢な機会になると思います。
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