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「子どもと保育が消えてゆく」が来週末に出ます。

来週末に、「子どもと保育が消えてゆく」(かもがわブックレット)が出ます。
1月末の「新システム」の作業部会での「承認」のことまで、本には書き込んでいますので、遅くなってしまいました。
全国の書店に届くのは、2月20日以降になるかと思います。

愛知県碧南市の保育事故のことと、子ども子育て新システムの問題の大きく2つの柱で書きました。
現在の保育の問題と、さらに問題が深刻化することが確実な「子ども子育て新システム」について、ぼくなりにまとめてみました。

新システムは、一見複雑ですが、本質も問題もいたってシンプルです。
「複雑だから使いにくい」という指摘はあるとおもいますが、複雑だから、知ろうとしない、というのは困ります。
たとえば、幼保一体化についても、3元化とか、5元化とか、見方によってはありますが、大事な点は、「待機児童解消のために幼保一体化をする、と宣伝してきたけれど、幼保一体化は全く実現しないし、待機児童解消にもながらない、むしろ、巨額の税金を使って、逆に待機児童は拡大する」という点です。こういった新システムの問題を大きく掴むことが大事だと思います。
ブックレットでは、新システムの問題点を端的に、なるべく分かりやすいようにと書いています。

是非、ご活用下さい。
by kahajime | 2012-02-12 01:19 | 保育